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つるやオープンゴルフトーナメント 2005

藤島豊和は8位タイ

藤島が、最後の1打に泣いた。
最終18番。第2打は、わずかに届かずグリーンエッジ。そこから2メートルに寄せたが、ボールはわずかに左にそれた。
ボギー。
通算7アンダーは、8位タイに沈んだ。

昨年のクォリファイングトーナメントのセカンドステージで失敗し、デビュー2年目の今季は出場権がなく今週は、主催者推薦を受けての出場だった。

それでも規定により、この大会で5位以内に入れば、次の中日クラウンズの出場権が手に入るはずだった。藤島も当然、そのことはわかってプレーしていた。
それだけに、なおさら悔やまれる最後の1打。

目頭を押さえるしぐさで、ポツリ。
「もう、なんかショックで・・・」。

初めての最終日、最終組。ビッグネームに挟まれてのプレーで、初めの3ホールまでは足が震えていた。普段の藤島にはめずらしく、緊張していた。

それでも、6番でバーディを奪って、なんとかペースを取り戻した。
17番のバーディで、4位タイ。
だから18番は、何がなんでもパーで切り抜けたかった。
「・・・次に出られる試合でこれを生かして頑張りたい」。
どうにか気持ちを切り替えるので精一杯だった。

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