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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005

横田真一・選手会長が単独2位

選手を代表してギャラリーのみなさんへ感謝のスピーチ
自分で考えた原稿を、カンニングペーパーなしに読みあげた。今季ツアー最終戦の表彰・閉会式は、史上初の全員参加。選手を代表して壇上にたった横田・選手会長は、この1年の感謝をこめて満員のギャラリーに語りかけた。

自身初の選手会長に就任して1年。

会場内のサインエリアの設置や、ファンとの集い。
選手同士で活発に意見を交換しあい、垣根を越えてギャラリーに歩み寄ろうと懸命に取り組んだ。

チャリティ活動や、施設訪問など、社会貢献活動にも、今まで以上に力を入れた。
「まだまだ、足りないとは思いますが・・・」。
自分たちなりに工夫を凝らしてきたこの1年間の道のりを、精一杯にアピールした。

雨降りそぼる中、傘もささず、全員起立でギャラリーの前に並んだ。
その中には、2日目に大会を棄権した賞金王・片山晋呉の顔もあった。

「・・・全員揃ってくれて。本当によかった。ファン、関係者のみなさんの協力を得て、最高の形で締めくくれました。これからも一丸となって、ツアーを盛り上げていきたい。・・・1年間、ほんとうにありがとうございました」。
スピーチの最後には、雨降りしきる中、大きな声援を送ってくださったギャラリーのみなさんに、選手みんなでサインボールを手渡した。

“プレーヤー”としても、いまできる最高のパフォーマンスで締めくくった。
優勝には届かなかったが、最後まで今野とバトル演じて、単独2位。
「F1でいうと今野君は完璧なマシンだけど僕はオンボロ」と独特の表現でチャンピオンをたたえつつ、「もう2位は要らない」と、キッパリと言い切った。
「また一からの出直しです。こういうゴルフを繰り返しているうちに、いつか勝てると思うから」。
来シーズンを見据えた。



  • 最後には、選手みんなで、サインボールのプレゼントを
  • 選手会長・横田(=中央)は、この最終戦で、プレーでも魅せた

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