今週、4日開幕の＜アサヒ緑健（りょくけん）よみうり・麻生飯塚メモリアルオープンゴルフトーナメント＞は、今年、誕生したばかりの新規トーナメントだ。
大会主催の読売新聞社の新聞創刊130周年、同・西部本社発刊40周年と、開催コースとなる福岡県・麻生飯塚ゴルフ倶楽部の開設30周年を記念し、特別協賛に株式会社アサヒ緑健（本社・福岡）を迎えて、行われる。

大会コンセプトは「筑豊再生」だ。かつて産炭地として栄えた地元・筑豊地区は、2003年夏の豪雨で大きな打撃を受けた。主催者は、「いまも懸命に復興に取り組む筑豊市民のみなさんの、起爆剤となる活気あるトーナメントに」との願いをこめている。

また今年は、日本各地で自然災害に見舞われ、特に新潟県では、先月の中越地震でいまも過酷な非難生活が続いている。これを受けて先週から、ジャパンゴルフツアープレーヤーたちが自主的に募金活動を始めるなど、チャリティの輪も広まっている。
地元・筑豊地区から熱戦を伝えるべく、選手たちが立ち上がる。

※大会特別協賛『株式会社アサヒ緑健』…平成9年10月に、緑効青汁（大麦若葉原料）の通信販売を主な業務内容として設立された。代表者は古賀良太・代表取締役社長。