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2003 アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント 2004

度重なるピンチも「我慢」で2位浮上、米山剛

15番で大ピンチを迎えた。ティショットが左のがけ下、しかも木の根元にもぐりこみ、ほとんど脱出不可能かと思われた。
途方にくれていた、その矢先だった。立ちふさがる木々の途中に、ぽっかりあいた2メートル四方の隙間を見つけたのだ。

「しかもピッチングウェッジで打てる高さの距離。ラッキーでしたね」木々の間をうまく抜いて、103ヤード先のグリーンに乗せた。2パットで沈めてパーセーブ。
前日2日目も猛烈な強風が吹く中を、73でまとめて3位につけるなど「昨日から、我慢が効いてますね」と笑顔で振り返った米山。

通算8アンダー2位で迎える最終日は、憧れのジャンボと、同級生の合田との最終組。
「良いパートナーに恵まれて、明日は胸を借りるつもりでいきます」と気負いなく、99年以来の4勝目をねらう。

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