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〜全英への道〜 ミズノオープン 2004

全英オープン伝統の“クラレットジャグ”が、いよいよ会場の瀬戸内海ゴルフ倶楽部に!

全英オープンの勝利者に贈られる優勝カップを、“クラレットジャグ”と呼ぶ。赤ぶどう酒用の水差し をかたどったこのカップは、その昔イギリスで行われたゴルフ競技会でチャンピオンの栄誉を称えるた め、銀製の赤ぶどう酒用のジョッキを贈ったのが、原型といわれている。
これと同じ型の“クラレットジャグ”が、この『〜全英への道〜ミズノオープン』に寄贈されたのは、 いまから3年前のことだ。

それは今大会が93年から始まった日本予選を通し、これまで数多くの日本人選手を世界最古のメジャー 舞台へと送り込んできたことへの功績が、高く評価されたあかしだった。

それ以来、英国ゴルフ協会のロイヤルアンドエインシェントゴルフクラブ(R&A)の方々が、はるか海 を越えて今大会会場へと毎年、このジャグを届けてくださるのが、ならわしとなった。

昨年に引き続き、今年もクラレットジャグを携えて来日してくださったのは、デューガル・レイR&A全 英オープン実行委員(=写真左から2番目)。

今大会会長の水野正人氏(=同左、ミズノ㈱代表取締役社長)の手に、伝統のカップを託されたレイ氏 は、「世界でもっとも開かれたジ・オープンの名のもとに、今年も、たくさんの日本人選手のみなさんをお迎えできることを、光栄に思っております。そして、いつかジ・オープンの“クラレットジャグ”にも、日本人選手の名前が刻まれる日が来ることを、われわれは心より祈っているのです」。

そんな願いがこめられたこのジャグを、最終日に手に入れる選手は・・・?!