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つるやオープンゴルフトーナメント 2003

<マスターズ帰りの3人が集結  谷口徹、片山晋呉、伊沢利光が国内第1戦>オーガスタでは、日本勢でただひとり予選通過を果たした片山晋呉『誇りに思った』

今年、3年連続3度目のオーガスタだった。初日のティグラウンドに立ったとき、片山はひそかに自分を誉めた。
「ここにいる自分に、誇りを感じていましたね」さらに日本勢でただ一人、予選通過を果たしたことで、“自信”はより深まっている。
このオフには、米国フロリダ州で行われた世界ゴルフ選手権アクセンチュアマッチプレー(2月26日ー3月2日)から大西洋を渡り、欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシック(3月6日ー9日)と連戦した。
活躍の場を求めて“世界一周”。「まだ、時差ぼけも抜けてないけれど、日本を飛び出していろんな場所でゴルフをすることが大事だと」自ら過酷な条件に追い込んで、経験を積むことの意義を、改めて発見している。
常に世界を見据えて戦いを続ける中で、「いちいち、口に出しては言わないけれど、今年はかなり大きな目標を設定している」と話す片山。
「出る試合はすべて勝つつもりでやる」今週も、目指すところはただひとつだ。

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