新潟は、米山にとってゆかりの地だ。今年1月、正式に用具契約を結んだヨネックス の創業者、米山家のルーツがここにある。県内には同社の工場もあり、互いの名字と 同 じ名前の山も存在するという。
「う〜ん、僕自身はここの出身ではないんだけど、ひょっとすると先祖をたどれば、 実は社長と親戚だった、なんてこともあるかもしれないし（笑）、新潟とはなんだか 縁がありそう！」。
今年の開幕戦は、新しいドライバーでいきなり優勝争いを繰広げた。クラブへの満足 度はもちろん、中でも米山の一番のお気に入りは、ウェアだ。新素材を使ったポロ シャツは、夏場のラウンドでも体感気温を3度以上も下げてくれ、「汗をかいてもべ とつかない」（米山）というスグレモノ。
今年の新潟は例年よりも気温が低く、比較的過ごしやすいが、「それでも、いつも さっぱりとラウンドできるのは嬉しい」と、米山にとってはメリットだらけなのだ。
あらゆる面で、いつも何かと気をかけてくれる社長には、「ぜひ、ここ新潟で結果を出して、喜んでもらいたい」と話す米山。恩人に捧げる、４年ぶりのツアー4勝目と なるか。