Tournament article

〜全英への道〜 ミズノオープン 2003

『今週、出場できた影響はとてもデカイ』シード奪回を狙う原田三夫が3位タイ

開催週の火曜日に欠場が出て、その“代打”として滑り込み出場を果たした原田が、チャンスを生かして好スタートだ。
先月、初優勝(97年つるやオープン)をあげたときのエースパターを引っ張りだしてきた。それ以来、自信を失いかけていたパッティングが好調だ。
この日は、出だしの1番で、3メートルのくだりのパットを入れて、パーセーブした。「それで気持ちが乗っていけた」。
6番から3連続バーディ。15番では1.5メートルをがっちり沈めてノーボギーのラウンドに「こんなことなら、去年のうちから(エースパターを)使っておけばよかったのに、ね(苦笑)」。
昨年は、賞金ランク81位でシード落ちした。出場優先順位を決めるファイナルクォリファイングトーナメントも、47位と奮わず、今年はまだマンデートーナメント突破を含む、4試合しか出場していない。
2週後には、予選会ランクのリランキング(それまでの今季獲得賞金で、出場優先順位の組みなおし)もあり「もう、すでにカツカツですから。今週、出場できた影響はとってもデカイんです」。
ツアー後半戦で出番を増やすためには、いまが正念場。せっかくつかんだチャンス、シード奪回の足がかりとしたい。

    関連記事