記事

JCBクラシック仙台 2006

原田三夫「ゴルフの調子が良いときなんです」

今週、珍しくかぶったキャップの下は、ビシっとスポーツ刈り。派らだが3位タイ浮上
何か新しいことをしてみよう、という気持ちになれることが何よりの吉兆だ。最近、髪を短く刈り込んだ。みずから、バリカンの長さをあわせてスポーツ刈りに。

オフから、やや長めに伸ばしていたが「・・・なんや、うっとおしくなってきてね。風が吹いたら、目にかかったりするし。“もう、切ったれ!”と、思て」。
気分一新。

しかも、今週は帽子をかぶってプレーしている。
いつもは、パットのラインを読むときにひさしが気になるから、かぶらないのだが「・・・なんか急にね、かぶってみようと思い立ったんです。気分転換にね」。

そのことで、新しい発見もあった。
「ちょっと浅めにかぶると逆にパットに集中できるなあ・・・なんて。こうやっていろんなことをしてみようと思えるときは、ゴルフの調子が良いときなんですよ」と、明かしたとおり、この日2日間は66でまわって3位タイ浮上。

97年にツアー初優勝をあげたものの、02年からシード権を失ったまま。
ファイナルQTランク30位の資格で参戦する今季は、ぜひ復活の年としたい。

今週は、ここ表蔵王国際ゴルフクラブのティーチングプロ、加藤毅さんがバッグを担いでいる。
「グリーンの読みやら、助かってます」。
心強い助っ人を得た今週こそ、シード奪回の足ががりとする。

    関連記事