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住建産業オープン広島 2002

< 上位選手のコメント&トピックス > 「勝ちたくて、ぎらぎらしてきたよ!!」  

 小山内護、単独2位に自信

 最終日のスコアは、「山あり谷あり」。
 右林に打ち込んでダブルボギーの6番や、残り260ヤードのラフから、クリークで4メートルに乗せてイーグルを奪った8番ホール。
 浮き沈みの激しいゴルフながら、徐々にスコアを伸ばした小山内。
 「途中、上位のスコアがわからず、2打は縮めないとダメだろう、と思いながらプレーした」。
 通算11アンダーフィニッシュは、ホールアウト時点で、5位。
 優勝など遠い話と、風呂に入って一息ついて、再びロッカールームから出てきて、スコアボードを確認すると、いつのまにか、単独2位まで浮上していた。
 この日の強風に、終盤、上位陣が次々と脱落していったのだ。
 「なんか、これって、すごくおいしくない!!??」

 今年に入って、1メートル以内のパットで手が動かなくなった。
 いろいろ試しているが、「結局は、何を変えても、同じ」と、まだ、手をこまねいている段階。
 ショットに関しては、「ほぼ、出来上がっている段階」なだけに、残る課題は、ショートパットのみとなった。
 今週の2位には、がぜん、欲が出てきた。
 「パットさえクリアできれば、優勝できそう。なんかもう、勝ちたくて、ぎらぎらしてきたよ」
 ツアーが1週間あく今週は、ツアー対象外競技の北陸オープンに出場。
 さらに翌週の、NST新潟オープンもすでにエントリーを済ませ、奪えるものは、ねこそぎ奪っていく姿勢でいくつもりだ。

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