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JCBクラシック仙台 2002

ゴルフ人生初のベースボールグリップで奮闘

3位タイの米山剛、ケガの巧妙
 4月のクラウンズで、左手の親指付け根を痛めて棄権。
 プレー中は、患部にテーピング。プレー後は、必ず冷やすなどして治療につとめ、現在はかなり回復したが、スウィングの切り返しのときに、まだ若干、痛む。
 完治には、完全休養がいちばんとわかっているが、そうもいかず、「また痛くなったら…」という不安も拭えないため、米山は、「ゴルフ人生初めての経験」という、ベースボールグリップで、戦っている。
 慣れないグリップでのプレーにも、ものともせず米山は、この日のインコースは、12、15、18番で、すべてOK距離につけバーディ。
 「今日はショット、パットとも、非常に良かった。満足ですね」
 “ケガの巧妙”で、好スタートを切っている。

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