Tournament article

ダンロップフェニックス 2001

今年のコースセッティングについて

小山和顕JGTO競技運営ディレクター

 「日本最高賞金額の、ダンロップフェニックストーナメントがやってきました。
 第28回大会を迎える今年は、開催を前にデービッド・デュバル選手の話題で、早くももちきりです。
 デュバル選手は、これが日本ツアー初参戦。
 世界ランク2位の実力者が、ディフェンディングチャンピオンの片山晋呉選手をはじめ、伊沢利光選手、谷口徹選手や田中秀道選手など、日本の若手陣に混じってどんな戦いぶりを見せてくれるのでしょうか。
 フェニックスCCは、松林にセパレートされたシーサイドコースです。
 海からの風は、選手たちのボールを翻弄し、特に、松の上を越えた高弾道のショットは風にさらわれ、計算が非常に難しくなります。
 そんな状況下で、今年の全英オープンでメジャー初制覇を成し遂げたデュバル選手が、いったいどんなマネジメントを仕掛けてくるのか、一見の価値ありです。

 さて、今年のフェニックスCCのひとつの特徴として挙げられるのは、グリーンまわりのセッティングにあります。
 1.8メートル幅で均一に取ったカラーのその先は、バミューダ芝特有のねばっこいラフが待ち受けています。しかも、ここのグリーンは全体的に面積が小さく、果敢にピンを狙っても、逆に逃げても、グリーンから転がり落ちる可能性が高く、ラフからのアプローチはやっかいです。
 芝がクラブに絡みつき、脱出困難。非常に、シビアなタッチのアプローチが要求されるでしょう。

 コースのみどころとしては、まずアウトコースの2番グリーン、3番ティショット、4番のセカンド、5番のグリーン、6番のティショット・・・。
 この5ホールは6番ホールを中心にして、グルリと取り囲むように配置され、ギャラリーのみなさんには、選手たちのバリエーションに富んだショットの数々をお楽しみいただけるから。もちろん、トイレも利用しやすい場所に設置されていますので、安心して観戦いただけると思います。

 後半のインコースは、13番、18番。
 13番は、フォロー風の日ならば、左の林超えで、1オンイーグルもあり、選手たちの豪快なショットがご堪能いただけるでしょう。
 ラスト18番も、2オン可能なパー5で、クライマックスの劇的イーグルも期待できる一方で、グリーンまわりのセッティングは非常にシビアですから、最後の最後に大たたきで、戦線脱落という可能性も。

 選手たちの白熱したプレーを、会場で、または毎日放送系列のテレビ中継で、心ゆくまでお楽しみください」

関連記事