今季初Vを狙う尾崎将司

　5月のダイヤモンドカップトーナメントで8位タイ、その翌週のJCBクラシック仙台で5位タイ。確実に順位を上げて、自身、確かな手ごたえを感じている尾崎。
　今週こそ、今季まだ未勝利の鬱憤を晴らせるか―。

　「ファンのみなさんの期待に応えたい、というのは、今一番自分にある気持ちだ。
　そのためには、良いパッティングが不可欠だ。
　ショットの調子はかなり良い。ただ、ショットの好調さだけでは、アンダーパーはマークできるかもしれないが、大きなスコアを作ることは不可能だ。
　大きなスコアを作るためには、パッティングが非常に重要なカギを握ることは、言うまでもないことだ。
　ただ、前回の仙台から、感触は、かなり良くなってきている。
　その感触を、いかに自分のものにしつづけることができるか。
　それが課題だ。
　何も考えずにストロークできれば言うことはないんだが、そう簡単なものでもない。
　かといって、深く考えてながらもやりたくない・・・。
　簡単に考えたいけど、簡単に考えられない諸事情が、俺にはあってね・・・（苦笑）」

• 尾崎 将司