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タマノイ酢よみうりオープン 2001

▼ 大会みどころ&コースセッティング 「2001年大会のテーマは“ゴルフを通じた親子のふれあい”」

小山和顕・競技ディレクター

 「今年のタマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント最終日は、父の日と重なります。
 それにちなんで、2001年大会のテーマは、『ゴルフを通じた親子のふれあい』。

 大会トーナメントディレクター・前川明子さんの“女性ならでは”によって、期間中、よみうりCC併設のショートコースを無料開放して行われる『〜パパと一緒にゴルフ体験〜』や、主催の読売テレビ放送にて放映中の“名探偵コナン”の『ウォークラリー〜トーナメントを楽しく観戦する時間』など、楽しいイベントが企画され、いっそう会場が盛り上がる工夫がされ、選手たちの激戦以外にも、みどころは豊富です。

 また、もちろんコースセッティングに関しても、さまざまな工夫が隠されています。
 まず、グリーンまわり。
 たとえば、17番パー3、18番パー5のグリーン手前の池の斜面のラフを短く刈り込んだ上に、さらに、てん圧をかけて芝を固くしめて、アプローチに失敗した場合、池に転がりこむぺナルティを与えます。
 また、ここよみうりCCは、2グリーンのコースなのですが、たとえば、サブグリーン方向にミスショットをした場合でも、ラッキーキックをしたり、かえって得するといった現象が起きることもあるでしょう。
 それを防ぐ目的で、サブグリーン周りのラフは、しっかりと伸ばして、ミスはミスで対処するよう、フェアなセッティングに配慮しているのです。

 今年のグリーンの仕上がりは、最高の状態です。
 スティンプメーター11フィート、コンパクション14と、適度にしまった、スピード感のある、チャンピオンシップコースにふさわしい状態です。

 コースみどころは、やはり終盤。
 池がらみの最終18番パー5は、ピン位置によって2オンか刻むか、選択が迫られるスリリングなホール。ぜひ、ホールを広々と見渡せる18番ギャラリースタンドに陣取って、4日間のクライマックスをご堪能ください。
 また、観戦ポイントとしては、アウトインが交差する7番、13番ホールの中間地点。
 このポイント広場には、今年からミニプラザが設置され、観戦の合間に、ゆったりした時間が過ごしていただけることでしょう。

 大会の最大テーマは、『ギャラリーにやさしいトーナメント』。週末は、ぜひ会場に足を運ばれ心行くまでゲームに、イベントに、お楽しみいただきたいと思います」

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