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ブリヂストンオープン 2000

「午後から精神統一。それがうまくいったかな」

単独2位の原田三夫

 2日目は首位スタートの原田三夫は「午前中は2ホールしかグリーンに乗らなかった。こんな位置、久しぶりやから力が入っとったんやね」と照れ笑いで振り返った。
今季は、賞金ランク74位と低迷。まだ、シード当確ラインにも達していない。
「体を動かしてショットしないといけない、と思うんですけど、動かない。気持ちばっかりで、手だけで打ってて、まともに当たらないんです。それがパットにも影響してね…」

 6番パー4で1,5メートルを入れて「ようやくホっ」
 しかし、7番、9番でボギーをたたきズルズルと後退。
 「このまんまじゃいけないと思い、精神統一を図りました」と原田。

 先週まで、スタート時間が午前午後に分かれていたのが、日照時間や出場選手数の関係で、今週から午前一本に変わった。そのためハーフターンで若干、時間が空くのだが、原田はその時間を利用して「回りから入ってくるものを遮るような感じで、集中力を高める。一点集中という、…まあ、そんな感じで気持ちを切り替えようとしたのが、うまくいきましたね」

 午後からのインコースはショット、パットともに冴え、息を吹き返した。
12、13番で3メートル半のバーディチャンスにつけてこれを沈め、上がり3ホールでは 6メートル、1メートル、3メートルと立て続けに決めて、通算10アンダー、単独2位。
 「今年、悪いからねえ。シード、シード、と思うとやっぱりその気持ちがゴルフに影響してしまうんやね。優勝を狙える位置? …いやあ、先にシードを決めないことには。今週で、なんとかケリをつけられたらいいと思います」
 そう話すと、原田は降り始めた雨の中を、クラブ調整のためにクラブ契約先のブリヂストンのサービスバスへと駆けこんでいった。

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