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フジサンケイクラシック 1999

2日目、9位タイの丸山茂樹

 2日目はコースから、くっきりと富士山の姿が見え、「こんな日は、午後から風が吹くと決まっているのよ」と、あるベテランハウスキャデイさん。
 その言葉とおり、原田三夫、横山明仁ら、好スコアが続出した早朝スタート組にくらべ、午後の遅い時間帯にスタートした選手らは苦戦を強いられた。11時16分スタートだった丸山茂樹は、風の影響を受けやすい海よりの16番では「アゲンスト」の風を読みきって、チップインのバーディを奪ったものの、風の舞う17番ショートではフォロー風を「アゲンスト」と読み間違え、奥のバンカーに打ちこみボギー。グリーン周辺だけが、たまたまこの日、無風状態だった18番では、セカンドを「フォロー」と読み、ショート。右手前のバンカーで目玉になる不運で連続ボギーを叩いた。
 通算3アンダーで、9位タイと順位をあげることができなかったが、「あしたからは、上位選手が遅い組になるから、条件が一緒になる。同じ条件下で、いくつ伸ばして行けるかが勝負だよ」とやる気を見せていた。

 予選カットは2オーバー、49位タイ。62人の選手が、決勝ラウンドに進出した。

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