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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 1999

本命・丸山茂樹は3回戦敗退

 5年連続で、ベスト4をはずしたことがなかった丸山は、「ワールドランキングを上げるためにも絶対にベスト4に残る」と闘志を燃やしていたが、デビッド・イシイの粘り強いプレーに1歩及ばず、 3回戦(ベスト8)で敗退。1アップを許したまま18番ホールを終えてしまった。
 1番ロングホールを手堅くパーとしたデビッド。対する丸山は、計算通りのバーディを奪い、まずは1アップと好調な滑り出しを見せたが、続く2番、3番をみずからのボギーで、デビッドに勝ちを献上してしまい、3ホール目にして逆転の1ダウン。
 その後も「スタートしてすぐに汗びっしょりになってしまい、どうも体調がよくなかった」(丸山)と集中しきれない状態が続き、得意のロングでもバーディを奪えないままフロント9を通過した。
 4番から10番まで7ホール連続の引き分けという膠着状態を破ったのはデビッド。11番ミドルをバーディとし、丸山は7ホールを残して2ダウンのピンチだ。
 しかし、丸山も執念を見せる。15番ロングでバーディを奪い反撃を開始。
 だがすぐあとの16番ミドルは両者バーディの引き分け。17番ショートも両者パーで、丸山・1ダウンのまま最終18番ミドルへ。
 ここを取ってエキストラホールに持ち込まない限り丸山のベスト4の可能性はない。 セカンドショットを先に打ったデービッドのボールは、グリーン手前のガードバンカーを直撃した。

  丸山の残り135ヤードのセカンドショット。「ティグラウンドでもフォローだったし、ドライバーもよく飛んでいたので、ピッチングでぴったりだと思ったけど実はアゲンストだった」。グリーンを捕らえたものの、4メートルショートして微妙な距離を残してしまった。

 一方のデービッドはバンカーから1メートルに寄せ、パーセーブを楽に狙える。「フックライン」と読んだ丸山のパットは思ったほど曲がらずカップの右を通りすぎた。
 そして、デービッドが1メートルを慎重に沈めて勝負あり。

  「強行スケジュールで疲れがたまっていたから、ゆっくり休んでまた来週から頑張れ、ということだと思います」大本命は、そういってコースをあとにした。

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