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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 1999

勝った小山内護のはなし

「実感がない。普通にボーっと終ちゃった感じ。
 前半の貯金がよかったみたいですね。
 マッチプレーは始めてだったから、最後のパットで計算あわなくて、谷口さんに『これで勝ちですか』って聞いちゃったんです。頭悪いから、ずっと考えてて、これで勝ちかな、まだかな、とわからなくなっちゃって…。谷口さんは、『早く打てよ』って感じでしたね。でもウィニングパット、入れさせてくれたんですね。
 この競技方法、好きになっちゃいそうです。ストロークプレーなら、ここまでバーディ出なかったんじゃないかな。ひとホール終わったら、『さあ次だ!』って、気持ちが切り替えられるからマッチはいいね。ストロークプレーなら、ミスすると後に残っちゃうからどうしようもないけれど。それに(出場選手)人数もいつもよりうんと少なかったじゃないですか。いつもは何百人いるのに。
 2勝目はあと5年くらい、ないと思ってたんでほんとうに嬉しいです。1勝で終わらず、2勝目、3勝目していく大変さを実感しています。来週(サントリーオープンは)バテバテかもしれない。でもディフェンディングチャンピオンなので、無様なプレーはできない。日本ツアーをもっと面白くしていくためにも、がんばっていきます」

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