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ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント 2025

山田⇒亀代⇒石坂。ホールインワンが1日3人も

バーディ合戦が続く第2ラウンドで、22年ぶりに1日3例のホールインワンが達成された。

時系列順に、まず12番(194ヤード)で山田大晟(やまだ・たいせい)が決めると、続いて亀代順哉(かめしろ・じゅんや)が2番(201ヤード)で達成し、最後は石坂友宏(いしざか・ともひろ)が7番(217ヤード)で快挙締め。



山田は、昨年9月のANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C=3R・16番H)に続く自身2度目の快挙を再び北海道で達成し、カットラインの通算8アンダーに飛び込んだ。



昨年のチャレンジトーナメント(現ACNツアー)の賞金王として戦う今季は、予選落ちが続いており、そろそろ大きな結果が欲しいところ。

「タイトル通りどんだけバーディが出るんだ、と言うセッティングなんですけど、フェアウェイに行かないと難しいので、置いてけぼりを食らわないように。どこかでビッグスコアを出さないと上位に絡めないので、あと2日、自分にちょっと期待しつつ頑張りたいと思います」と、気合を入れた。



石坂は、21年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」(静岡県・太平洋C御殿場C=1R・7H)で初達成しているほか、規程打数を3打縮めるアルバトロスも2度達成(22年「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」と24年「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」)。



令和のミラクル男は通算9アンダーの37位タイで決勝ラウンドに進出し、「ホールインワンがなければ落ちていたかもしれません」と、またの奇跡を喜んだ。


    ただし亀代は、21年の「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ ツアートーナメント(茨城県・美浦GC=4R・5H)」に続く2度目の快挙も活かせず通算5アンダーで予選敗退。



    無念の結果にはなったが山田と石坂と共に、主催の一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)から賞金10万円をいただき「タダでは帰りませんよ!」と、感謝していた。

    ※1日3例のホールインワン達成は、2003年の「マンシングウェアオープンKSBカップ」の初日以来の快挙となりました(詳細な記録が残る1985年以降)。