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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2025
〜スナッグゴルフからゴルフへ〜笠間市出身•出口千加志さんがACNツアー初挑戦(8月27日)
BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップでは、特別協賛社の森ビル、その舞台である宍戸ヒルズカントリークラブ、地元自治体の笠間市、そして日本ゴルフツアー機構による、スナッグゴルフを活用したゴルフの普及活動が2003年から開始され、市内11小学校全校がその活動に取り組み、現在では市内公立中学校にゴルフ部も創設されている。

この様な活動から誕生したプロゴルファーも多く、笠間市からは、星野陸也や畑岡奈紗、金澤志奈や佐久間綾女などを輩出しているほか、その予備軍となる高校・中学のジュニアゴルファーも着々と育っている。
その中でも、18才の出口千加志さんは、先の日本アマチュアゴルフ選手権で初出場ながら27位と健闘、高校時代は水戸啓明ゴルフ部でも活躍してきた。
今年7月からは住友ゴム工業から用具サポート受けるようになり、その縁あって初のACNツアーへの挑戦の機会を得て、「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」に出場することとなった。
大会開催の舞台である、グランディ那須白河ゴルフクラブも笠間市同様に、2014年から西郷村と日本ゴルフツアー機構、そして住友ゴム工業と連携したゴルフの普及活動が進められており、村内の小学校5校全校がスナッグゴルフを導入し、「西の郷スポーツクラブ」がその活動を支え、今では中学生と高校生のゴルフ練習にも拡大している。
「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」を主催する住友ゴム工業は、ドライバーやアイアンはもちろん、練習ボールやティーマット、そしてキャップやグローブなども定期的に子どもたちに提供しており、更には室内練習場のネットの敷設まで、手厚いサポートが行われている。
そんな環境から育ってきた選手の、西郷村での活躍が注目されるが、大会への意気込みについて出口さんは、「ツアー観戦にも来ていたこの地に、選手として戻って来ることができ嬉しく思います。これまで積み重ねてきた経験やスキルを存分に発揮したいと思います。」と、ポジティブにコメントした。











