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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2025

昨年2打差の3位。田中裕基が再び好発進

順延の暫定ボードで、プロ6季目の田中裕基(たなか・ひろき)が7アンダーでトップに。2年連続の好発進を果たした。
「前半はピンチもなく、むしろチャンスしかなかった」と、スタートの連続バーディを皮切りに、13番まで7つのバーディで駆け上がった。




一転、難ホールが続く終盤ホールは耐えに耐え、15番では4メートルをしのぎ、16番は2.5メートルをセーブし、最後18番も段の上から辛くも2パットのパー。
ボギーなしの「64」で回ってきた。

昨年大会は、初日に前半インで大会最少ストロークとなる「28」をマーク。
6位タイ発進から、好スコアを続けて、初Vまでもう一歩だった。

最終日は途中、トップでもつれながら迎えた最終ホールで2打目をミス。
グリーンの手前に落としてチャンスを逃して石川遼(いしかわ・りょう)に2打差の3位に。
「悔しいは悔しいですけど、まあまあまあまあ…。しょうがない」。
遺恨はないが、好プレーの手ごたえは1年経っても残っている。

「アライメントの出しやすさはあります」と、感じたままに好発進。

今季は、チャレンジトーナメントのACNツアーでの出場権獲得を目指す中、今季レギュラー初戦を戦った先月の「日本プロ」で13位に。
秋に組み替えが行われる出場優先順位で、ランクアップも期待できる。
「ここからどれだけ上位に入っていけるか。みんな上手いので、頑張ってついていく」。
2年連続のV争いは必須事項だ。

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