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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2023

3連覇をかけた谷原秀人が選手会長スピーチ「おじさんも食らいついていく」

昨年と一昨年覇者の谷原秀人(たにはら・ひでと)は、大会6位で今季の最終戦を終戦。

2010年から2012年まで続けた藤田寛之(ふじた・ひろゆき)に続く大会史上2人目の3連覇には届かなかったが、心は痛快だった。

大会は、本戦を賞金1位と2位と3位で迎えた中島、金谷、蟬川が最後まで接戦して、蟬川が優勝し、中島と金谷が揃って2位タイ。



試合後に行われた出場全30人が列席する表彰・閉会式で選手会長として代表スピーチし、「今年は若い選手が最後の最後まで優勝争いを見せてくれました。僕自身も闘っている側ではありましたが、見ていてすごくワクワクしたし、うれしいですし、楽しい1年でした」と、振り返った。


今年の出場選手の平均年齢も29.9歳と、一気に若返った。
また本大会をもって決定した賞金シード66人の平均年齢30.6歳も、ここ10年ではダントツの若さ。




「2024年もどんどん新しい世代が出てきて盛り上げてくれると思います」と、期待をこめつつ、「我々40代オーバーのおじさんも食らいついていきたい。イベントなどでも盛り上げていきたいと思っていますので、これからも温かい応援を宜しくお願いします」。

閉会後は、出場選手一人一人と握手し、肩を叩き、それぞれの健闘に祝辞と労いの言葉を贈っていた。