Tournament article

ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 2022

47歳のケネディが新規試合で「アメージングでワンダフォー」なV争い

47歳が、今週のスリリングなバーディ戦でも元気いっぱいだ。

豪州のブラッド・ケネディが、2日連続の「66」。


2日目ライブ中継中です



 

ドッグレッグや、ブラインドのホールが多いコースで「今日はドライバーを3回。今日もフェアウェイキープを大事に回った」と、手堅いゴルフでボギーなしの6バーディを記録。

通算12アンダーの好位置で決勝ラウンドに進んだ。

 

直近3試合で4位タイ、3位、9位タイと好調を続け、2週前の「ミズノオープン」では、今年セントアンドリュースで行われる「全英オープン」の出場権も獲得。

2年連続4度目のメジャー挑戦にむけて「気合が入っています」と、ベテランは意気込むが、一方で「最近、試合が続いていますので、さすがにちょっといま背中が痛かったり…疲れが出てますね」と今週は、練習日の下見もあえて球を打たずにひたすらコースをウォーキング。

 

「練習も控えめに、攻略のイメージ作りに徹しました」と、省エネゴルフで今週もV争いに加わった。

 

4年ほど前に、ケネディも母国で下半身に障害を負った方とラウンドする機会があったそうだ。

「補助器具を装着して快打を連発する様子はまさにアメージングでした」と、回想する。

 

同時に自分は健康にゴルフができることに感謝しないでいられなかった。

「この大会も、障がいを持ちながら前向きに頑張る方々への経緯や賞賛をこめて誕生したと聞いています。ワンダフォーですね!」と、いつも徹底したポーカーフェイスがホワっと緩んだ。