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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2022

チャン・キムが史上最多記録の完全V「長く記録に残ればいいな」 賞金王決定の比嘉一貴は「肩の荷が下りた」


昨季賞金王のチャン・キムが10バーディのボギーなし。1日10アンダーのコース新となる「62」をマークし、ツアー最多アンダー記録を4つも更新する「32」で完全Vの今季1勝、通算8勝目を飾り「32なんてなかなか出るスコアではない。長く記録が残ればいいな」などと喜びを語った。


1差の2位から出たプロ2季目の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は6打差の通算26アンダーで今季3度目の2位。今季内の初優勝は、次週の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に持ち越しとなった。


賞金レースは、2位の星野陸也(ほしの・りくや)が大会8位で終戦し、比嘉一貴(ひが・かずき)の賞金王が決定した。

戴冠直後の第一声で、「まだ実感はわかない」としながらも、「少しはほっとしたというか、肩の荷が下りたという気持ちがあります」と、喜びを表現した。


史上最小キングの誕生だ。

「身長158センチというのが僕の名前よりも見出しに出てくる、というところで注目してくださったのもあると思う」と激闘の1年を振り返り、「小さいから通用しないとか、だからプロスポーツでやっていけないとか言われるのが自分は一番嫌。それを言い訳にした時点で、試合をやる前から負けていると思っている。言い訳できないようにゴルフを作り、準備をしてきた」と、信念を語り、「僕が賞金王に就くことで、誰にでもチャンスがある、と多くの方が思ってくださったら嬉しい」と話した。


次週の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を待たずに決着したが、大会は通算12アンダーの37位タイで終戦。

「今週はどちらかというと苦手なコースということもあり、思い切ってゴルフができなかった。きょうに限っては、自分の得意としていた部分でミスが多かったり、そういうのを含めてあまり喜べない。まだまだですね」と、反省も忘れない。


「来年のマスターズの出場を目標にしているが、今日みたいなゴルフをしていたら難しいと思う。来週はしっかりと自分のマネジメントをして、また優勝を目指して頑張りたい」。
JGTOが誇る小さな巨人は、まだまだ歩みを止めない。


なお、今大会をもって賞金シード争いも決着し、出場義務試合数不足の5人を除く賞金ランキング70位までの65人が来シーズンの出場資格を得た。

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