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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2021

開き直りがいいリズムを生み出した!北村晃一が6打差を追いかける

大会1日目は5アンダー67でラウンドし、首位とは2打差の5位タイの好位置につけた北村晃一だったが、ゴルフの内容的には全く満足していないどころか不満だらけといった様子だった。2日目もショットの内容は相変わらずよくなかったと話すが、それでも結果的に昨日を上回るスコアでラウンドしてきた。
「結局ショットが良くないので近くにつかないんですよね。1ピン半とかの距離を外し続けていたら、先にボギーがきてしまって。言い方は悪いんですがそこでブチ切れましたね。でも逆に開き直れたからか、そこから4連続バーディがきて、リズムが作れたかなと言う感じでした」。
まだまだ納得できるゴルフの内容にはほど遠いようだが、今日のラウンド中にちょっとしたヒントは掴めたらしい。
「少しグリップを直したんですけど、そうしたらなんとなくいい感触が得られたので、このあと練習してそれが確かなものかどうか、確かめたいと思います」。
連戦になると、知らない間にアドレスやグリップにズレが生じることはプロでもよくあることだ。自分ではなかなか気づかない点が厄介な部分だと北村自身も十分理解している。今回の気づきが正解であれば、明日は6打差の4位から追いかけることになるが、十分チャンスは残されている。

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