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PGM Challenge 2021

完全復活へ!薗田峻輔が着実に積み重ねている手応え

首位とは6打差があるものの、通算5アンダーの4位タイにつけている薗田峻輔のゴルフが好感触だ。この日の薗田は4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとスコアは1つ伸ばしただけだが、難しいPGM石岡ゴルフクラブを相手に納得のゴルフができている様子。
「このコース(PGM石岡ゴルフクラブ)はAbemaTVツアーの中ではかなり難しいセッティングだと思っていたので、この大会前からここでの結果を次に持っていきたいと思っていました」。
今シーズンは春先から『東建ホームメイトカップ』、『中日クラウンズ』、『アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ』とレギュラーツアーに出場し、着実に手応えを掴んできたと話す。
「クラウンズでは難しい和合で最後までいい感じでプレーできたのはすごく自信になったし、ダイヤモンドカップもタフなセッティングの中でしっかり予選を通れたのも自信になりました。やっぱり強いフィールド、強い選手達がいる中でスコアと順位を残せるのはプレーヤーにとってすごい自信になるんです」。
ツアー2勝を挙げながら2018年にシードを手放し早くも3年が経とうとしている。ただ、あの頃とは確実に違う薗田峻輔がいる。低迷し始めた頃は常にフィーリング重視だった。調子の良さも悪さもフィーリングに頼るだけの判断だった。それが今は体の動き、クラブの動きを学び、理論的に分解し分析できるようになった。もちろんまだまだ完璧ではないと話すが、それでも以前とは感覚そのものが違う。
「ツアーで戦える手応えはどれくらいあるか?」の問いに、あとは自信を積み重ねればその割合は確実に増えると薗田は言う。それだけ技術面には自信を持っているということだ。あとはそれを試合というシチュエーションの中で出せるかは自信を積み重ねるしかない。強い薗田峻輔が戻ってくるのはそう遠くはない。


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