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最終ホールでロストボール。チャン・キムは「これがゴルフ」

勝機は、山の中へ©JGTOimages
チャン・キムは最後の分け目で勝機を逃した。星野陸也と並んで入った18番の第1打はフォローか、アゲンストか。

低いボールで攻めるか、高いボールを打つか。

過去3度のドラコン王だが、「低い球を打つのは得意じゃない。風向きが分かれば高い球を打つけど、迷って、決める前に打ってしまった」と、ティショットは右の山の向こうで行方知れずに。

暫定球を打って、探しに行った。
星野や同組の上井、競技委員さんや、居合わせた総出で捜索してくれたが、あっという間に制限時間になった。
「仕切り直せばよかった」と、後悔しても遅かった。
ロストボールで、ダブルボギーの幕切れ。
2打差の敗退。
「これがゴルフ」と苦笑した。

3人タイで迎えた最終日は序盤からスコアを伸ばし、リードを保ってサンデーバックナインに入ったがにわかに形勢が怪しくなったのは、2打目をバンカーに入れて、ボギーを叩いた14番からだ。

16番で、3メートルのパーパットを外してついに星野に逆転を許した。
星野が3Iで刻んだ350ヤードの17番パー4は「バーディか、チップインイーグルか。最大のチャンスは何かを考え、ドライバーを打った」と果敢に、「入れに行った」という43ヤードの2打目をピンそばにつけて、再び星野を捉えたが、最後の最後に試練が待っていた。

「後半は風が強かったし、難しいホールがアゲンストだったり、最後の5ホールは木も多くて風向きを判断するのが難しかった」と、嘆息。
「でも、今週のプレーには満足しているし、来週が楽しみだよ。来週はもう少し良いプレーをして、この先数試合で勝てたらいいね」。
昨年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に次ぐシーズン2勝目は、ひとまず次に持ち越しだ。

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