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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2021

金谷拓実がパー4でイーグル「優勝目指す」賞金3位からの返り咲きに意欲




逆転の賞金王へ。

賞金3位が、大きく順位を動かした。

今季3勝目で返り咲きを狙う金谷拓実が、首位と3差の2位タイに浮上した。

 

12メートルを沈めた2番のパー3を手始めに、前半3つのバーディでターンをしたが、グリーンの右に外した11番のパー3に続いて、15番では3パットのボギー。

 

ティーイングエリアが前にセットされた16番パー4(実測315ヤード)は、ワンオンチャレンジのティショットがグリーン奥のラフに埋もれた。

「簡単なアプローチではなかったが、しっかり距離感を出していければ寄せられる」と、SWを握った。

「優勝するには必要なもの」と、確信のチップインイーグルで、嫌な流れを断ち切った。

 

通算11アンダーで、首位に3差と迫り「今日は3日間で一番難しい中で、いいプレーができたのは自信になる」と、アマ期から数えて自身6度目の最終日最終組に入った。

 

賞金1位のチャン・キムとの差は22092606円。

逆転の今季3勝なら、次週、V賞金4000万円のシーズン最終戦を前に、2週ぶりに賞金1位に返り咲く。

 

「明日もビッグスコアを出して、優勝を目指していきたいなと思います」と、いつにもまして力がこもる。

 

この日は、尊敬しあう@中島啓太さんも難条件で1イーグル、3バーディ、ボギーなしの「67」で7位に浮上。

大健闘を途中、ボードで確認し「連戦の疲れもあって、大変だと思うけどしっかり伸ばしてくるのはやはりさすが」と、感心した。

 

今月のアジアアマを制して来年のマスターズの切符を持ち帰った中島さんから「一緒に行きましょう」と誘われており、「僕が頑張らないと」と、資格の発生する世界ランク50位内にむけても、意欲。

後輩との約束も刺激に、偉業に臨む。

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