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TIチャレンジ 2020

大田和桂介が大逆転で初優勝を飾る!

今季の「AbemaTVツアー」の第2戦目となる「TIチャレンジ 2020」の大会最終日が群馬県の草津カントリークラブを舞台に行われた。
最終日は朝から快晴が広がり、清々しい秋晴れの中でファイナルラウンドが行われた。大会を見事制したのは大田和桂介。7バーディ、1ボギーの6アンダー64でラウンド。首位と6打差の13位タイからの大逆転劇となった。

優勝した大田和はこれが初優勝。最終組が上がるまではかなりの時間があったが、待っている間もまさか優勝できるとは思っていなかった様子。
「本当に嬉しいです。こういう感じで優勝ができるとは思っていなかったので。クラブハウスリーダーになって、どう時間を使えばいいのかもわかっていなくて。正直、プレーオフはあるかとは思っていましたけど、まさか単独で勝つとは思っていませんでした。表彰式の時にやっと自分が勝ったんだとじわっと実感が湧いてきました」。

プロ転向は2010年で今年は10年目の年になる。思うような成績が残せない中で昨年はチャイナPGAツアーに参戦したことが一つの転機となった。そこで優勝争いをして2位を経験したことで、緊張感の中でのプレーに必要なものが見えてきた。また、その状況下でプレーすることの楽しさを改めて実感できたという。
「大和田ではなく大田和です!」
珍しい名字だが、この個性的な苗字を結果を残すことで多くの人に覚えてもらいたいと話す。大田和の次なる目標はもちろん2勝目、3勝目を挙げることだが、次は早いスタートではなく最終組の緊張度が高い中で競り勝つことだ。
なお、1打差の通算8アンダーの2位タイには関藤直熙と杉山知靖の2人。アマチュアの米澤蓮さんは通算5アンダーの10位タイに入っている。

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