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SMBCシンガポールオープン 2020

石川遼は、金メダリストを相手に「スコアで勝負」

©JGTOimages
大逆転の代表入りを視野に、2020初戦の初日を出た石川遼は、3バーディ1ボギーの「69」で回り、「悪いスタートでなかったので良かった。優勝争いに必要なスタートが切れた」。

世界ランキングは松山(21位)今平(33位)に次ぐ日本勢の3番手で2020初戦を迎えたとはいえ、83位。現時点では代表権のある2枠に入るには相当の巻き返しが必要で、今大会の開幕ダッシュは必須だ。

予選2ラウンドは、16年のリオ五輪で金メダルのジャスティン・ローズと、昨年大会覇者のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)に挟まれる注目の組み合わせ。

「2人とも、きれいなゴルフだし、あこがれるというか羨ましい」と、ちらちらと羨望の目を向けながらも、「自分は自分のゴルフをやるしかない。目標はスコアであの2人に勝つこと」。
初日はジャズが4アンダー、ローズが3アンダーと同組の2人にいずれも遅れを取った。メダリストにも、負けてられない。
「スコアで勝負できるようなゴルフをしたい」と、泥臭く勝負に徹する。

東京五輪ゴルフ競技
<会場> 霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)
<日程> 男子 7月30日(木)ー8月2日(日)/ 女子 8月5日(水)ー8月8日(土)
<出場資格>世界ランキングを元に算出した『オリンピックゴルフランキング』により決定。男子は20年6月22日、女子は6月29日時点の同ランキング15位/1か国4人までの選手と、16位以下は1か国2人を選出。(現在の世界ランキング)

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