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HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2019

首位タイ浮上の中里光之介のマイブームは直ドラ!

首位と3打差の4アンダー7位タイからスタートした中里光之介が17番ホールでホールインワンを達成した。この日は1ホールインワン、2バーディ、2ボギーの68でラウンド。通算6アンダーの首位タイで明日の決勝ラウンドを迎える。

難しいアウトコースからのスタートということもあり、前半は1バーディ、1ボギーのパープレー。後半も思うように伸ばしきれないままホールを重ねていった。「今日は大人しくパープレーか」と半ば諦めムードで迎えた17番パー3で本人も驚きのホールインワンが飛び出した。
「冗談交じりに、入っちゃえ!って言いながら打ったのが入りました」。距離は147ヤードでピッチングウェッジだった。
中里は国内ツアー開幕戦の『東建ホームメイトカップ』でもホールインワンを記録しており、今年で早くも2回目となる。「ホールインワン男と呼んでください!」とおどけながら話す中里だが、この日のゴルフはラッキーにも恵まれていたと言う。
「13番でティショットを右に出してOBだと思ったんですが、それが奇跡的に残っていて。ただ、セカンドのライは悪かったので、アプローチも寄せきれずにボギーを叩きました。それでも今日はついているなと思いましたね」。
結果的にトップタイに立ったものの、この日はいい意味で粘り強かった。そんな中里が最近多用しているショットが直ドラだ。この日11番ホールのティショットを直ドラで攻め、見事バーディを奪った。
「11番は左がダメなので、直ドラで打ちました。飛距離的には20ヤードくらい落ちますが、3番ウッドを持って左に引っ掛けるよりは全然いいので」。
きっかけはG・チャルングンが試合で使っているのを見て、本人に聞いたりして取り入れたとのこと。飛ばし一辺倒ではツアーではもちろん通用しない。いいものはすぐに取り入れる順応性の高さが明日の最終日、優勝を引き寄せる要因になるかもしれない。

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