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RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 2019

ゲンちゃんの後輩。出利葉太一郎さんがベストアマチュア賞を獲得

出利葉さん(右)は、高校3年にして身長188センチ越え〜〜〜
このたびの受賞が、進路のよい道しるべになるだろうか。地元・福岡県の沖学園高校3年、出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)さんが、ベストアマチュア賞を受賞。
2日目に67。15年大会の初出場から3度目のツアー出場で、初の決勝ラウンド進出を果たすと最終日は今週2度目の60台で回り「今日もたくさんの方が応援してくださって励みになりました。4日間、プレーさせていただいたことに、感謝でいっぱい」。

通算10アンダーの24位タイで上ると、出場の機会をくださった主催者に真っ先に頭を下げた。

福岡のゲンちゃんこと時松隆光は高校の先輩で、出利葉さんと同じ筑紫丘ゴルフクラブの所属。
時松のコーチの篠塚武久さんに師事し、出利葉さんも初めてクラブを持ったときから、ベースボールグリップで握る。
時松がオフの間は一緒に練習し、「パットや技術面はもちろん、とても謙虚で人としても、すごく尊敬している」。
変則グリップも、まだ浸透していないころは、周囲に握り方を注意されたこともあったが「源蔵さん(時松の本名)のおかげで、ベースボールも広まり僕たちもやりやすくなった」と、今やツアー3勝の先駆者にも感謝。

今年最終学年。
ツアーの出場権をかけたQTはすでに1次を通過済みだが、プロ入りか、大学進学か。「7対3で気持ちは揺らいでいる」という。
この夏の結果がひとつ、大きな指針となるか。
「今週の結果は自信になりました」。
いずれの道でも、悔いのない選択ができますように。

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