Tournament article

フジサンケイクラシック 2018

目標は孔明・・・!! 破竹の九州勢が目指せ、賞金王

ツアーはいよいよ中盤戦を折り返して、賞金1位と2位で引っ張るのは2人の九州勢。1位の時松は、福岡出身だ。2位の秋吉は熊本。
そして先週、ツアー初優勝を飾ったばかりの出水田は鹿児島県出身である。
「九州は、練習環境が良いのは間違いない」とは秋吉だ。
「ジュニアの頃から凄い恵まれた環境の中で、練習をさせてもらってきた。その中で、今までは女子のほうが強かったがやっとこさ、男子の九州勢も上に来た」。

そんな“ブレーク元年”に、高校の2つ下の出水田と揃って頭角を現したことが、秋吉には嬉しくて仕方ない。
同時に「僕にも先輩としての意地がある。大二郎と争って、最終的には僕が上にいれたらいいと思う」と、メラメラだ。

共に“チーム孔明”の一員でもある。
福岡県出身の小田孔明は、2014年に賞金王の座についた。
秋吉も出水田も、その実力と人柄を慕って一緒に練習をさせてもらうようになった。
今年、確かにその成果が出ているのは疑いようがないが、面倒見のよい孔明への恩返しも、まだ道半ば。
「僕の師匠である孔明さんに続いて、僕も賞金王になれるように頑張りたい」と秋吉。

先週の1勝で、賞金ランクはやっと18位まで上げてきた出水田も「2勝目が出来たら、賞金レースも現実味が出てくる。まずはもう1勝狙いたい」と、負けていない。
シーズン最後にこそ2人で競っていてこそホンモノのブレークと言える。

関連記事