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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2017

ブラッド・ケネディはもしやの期待も…

最終ラウンドは豪州出身の42歳が、前日3日目の第3ラウンドから続けてボギーなしの合計9バーディを記録して、クラブハウスリーダーになった。

「今日はボールコントロールが完璧だった」と、あっという間に速報ボードを駆け上がった。

スタートが5時間も遅れた前日3日目は、日没サスペンデッドとなり、スケジュールの関係で最終ラウンドは成績順に組み替えをしないで、第3ラウンドのペアリングのまま回ることになり、最終組の2時間以上も前に通算9アンダーで上がったケネディ。

プレー中の宮里がスコアを伸ばしていたこともあり「たぶん、優勝には届かないと思うが、僕の名前があることで、後ろの選手たちもいろいろ考えるかもしれない」と、優作がプレッシャーで崩れることを、ひそかに期待したりもした。

「今日は母の日。少し涼んで、何か食べながら家族に電話などして、最終組をゆっくり待ちたいと思います」と話していたが、結局単独2位におさまった。

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