Tournament article

長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2017

賞金王が5大会ぶりに参戦

約1ヶ月の中休みを経て、再開した日本ツアー。昨年の賞金王には、それ以上に久しぶりの参戦だ。

池田勇太が5大会ぶりに、帰ってきた。すっかりアメリカナイズされて帰ってきた?!

開幕前日のこの日5日水曜日はマッチこと、近藤真彦さんとチームを組んだプロアマ戦では、終了後にスコアカードを出しそびれて「久々なんで、勝手が分からん!」。

世界で揉まれ続けた丸2ヶ月。
世界ランクの資格を駆使して居座った米ツアー。
「結果が出ずに、悔しい思いをして帰ってきました」。特に、先月の全米オープンはなおさらだった。初日の9ホールで5オーバーを打ったが、後半5バーディで、イーブンパーに戻してきた。大波賞で、圏内まで盛り返したのもむなしく2日目は、2つのダブルボギーで予選落ちを喫して「何やってんの、って」。誰より本人が自分ツッコミの2日目の終戦は、煮えくりかえるほどに悔しかったが「それ以上に得るものはあった」と前向きにいったん、主戦場に舞い戻った。

「やっぱり母国、ホームだから気持ちも楽と」と自身の今季国内3戦目はのびのびと、「やっぱり、自分にいま必要なのは結果」とこの一時帰国でアメリカでの悔しさを、きれいさっぱり払拭したい。

「もともと、グリーンに苦手意識がある」というここザ・ノースカントリーゴルフクラブだが、昨年は最終日に65を出して、このコースにおける自己ベストを更新。
「このコースで重要なのは、やっぱりグリーン」と、攻略の糸口も、見えつつある。
このあとは、また今季メジャー3戦目の全英オープンが控えるが「そこを目指すというより今は、この試合のことが一番」と、久しぶりの日本でしっかりと存在感を示すつもりだ。

関連記事