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カシオワールドオープン 2017

谷口徹は「疲労困憊」でも最終日最終組に

上がりの連続バーディに歓喜も、49歳にはへとへとのガッツポーズだった。「疲れた−」と、上がって第一声。「しんどいっすわ」と、苦笑いがこぼれた。

3日目は、若い川村と香妻に挟まれ年齢を尋ねて「23と・・・24? 刺激というよりかは、親目線。まだまだ子どもだな、なんて。そんな風に思いますね」と言いながらも“息子”相手に、やっぱり張り合う?!

「最後まで、振りちぎってきますもんね。香妻に負けんとうと思って振ったら足止まっちゃって」と、苦笑いだ。

「俺のほうが、よほどひどいショットを打っているのに、スコアは俺のほうが良かったり。良い球を打つのに、コントロールが出来ていないというか。調子が悪いときでも、悪いなりに考えながら、ゴルフはスコアを作っていかないと」と、それでも順位で2人を凌駕して、若者相手にお説教。
「燃えるというか、疲労困憊で全然元気ない」と、くたくたでも最終日最終組に飛び込んだ。

「あんまり良いゴルフ出来てないし、寂しいですよ。スコアはいいけど、内容では勝てる気がしない」と、ちょっぴり弱気。
「もうちょっと、良いショットを打ちたいけれど、パターだけはいいんで。そういうところを生かしていけたらいい」と懸命に、05年以来の大会2勝目をにらんだ。

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