Tournament article

石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2016

中島啓太が通算2アンダーでベストアマチュアに、カシオワールドオープンの出場権を獲得

写真左からロイヤルメドウゴルフ倶楽部支配人 遠矢博憲 氏、中島啓太、日本ゴルフツアー機構常務理事 秋元恒朝
ベストアマチュア争いは中島啓太(代々木高校1年)と坂本雄介(埼玉栄高校3年)のマッチレースとなった。2人は同じ組でプレーし、2アンダーで並んでのスタート。「前半は坂本さんも話しかけてくれて緊張もしなかったんですけど、後半はしゃべらなくなって」勝負はガチモードに。2人はともにナショナルチームのメンバーでお互いによく知る仲だ。

前半は中島がパープレーで回って、坂本を1打リードした。後半に入って11番で坂本がバーディ、中島がボギーで逆転を許す。しかし、続く12番で坂本がボギーを叩き、2人は並んだ。さらに14番でも坂本がボギーを叩き、中島が再び1打リードする。

勝負は16番だった。パー5の第3打を坂本が先にピンにピタリとバーディチャンスにつけた。中島は30ヤードのアプローチを2メートル半につける。このバーディパットを先に決めた。坂本もバーディを獲ったが、1打のリードを保ち、その後17,18番と坂本が連続ボギーを叩いて、勝負は決した。

「うれしいです」とベストアマチュア獲得を喜んだ。「調子はよくなく、いい感じではなかったですけど、来週の日本オープンに向けて調整します」とこの成績を弾みに、さらにジャンプアップしてほしい。

関連記事