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ひまわりドラゴンCUP 2016

攻守の切り替えが連覇はもちろん次へと繋がるキーポイント

昨年は1日目が雨のため中止。競技は18ホールに短縮され、最終日144名による短期決戦へと持ち込まれた。その中で8バーディ、2ボギーの66で回り、6アンダーで頭一つ抜け出し見事優勝を手にしたのが杦本晃一であった。

 短期決戦で手にした3年ぶりのチャレンジ3勝目。戦い方を熟知したコースに戻り、コースの印象と連覇に向けての意気込みを聞いてみた。
「昨年優勝しているコースに戻って来ることができましたし、イメージは悪くないですね。このコースは明日からの2日間、バーディ合戦になることは目に見えていますし、取らなければいけないホールと、しっかりと守り通さなければいけないホールも理解しています。そういった攻守の切り替えを自分の課題として、2日間戦っていくつもりです。連覇のためには取りこぼしをしないこと。それにつきますね」

 今シーズンはチャレンジツアー3試合。レギュラーツアーも4試合出場しているものの、予選通過したいずれの試合でも決勝ラウンドで順位を落とす結果となっており、今イチ波に乗り切れていない。
「ゴルフの調子自体は悪くはないのですが、結果が出ていないということは自分自身に足りないところが多いということ。技術的にもまだまだ未熟という表れでもあると思うので、昨年優勝したこの地で、何かしらのキッカケを掴んで今後に繋げていきたいですね」

 勝ち方を知るコースであるだけに、杦本自身も浮上のキッカケを掴みたいところ。そのためにも攻守の切り替えをポイントに明日からの初日に挑む。

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