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池田勇太は「いただいたチャンス。つなげなきゃ!」

復活初日は午前と午後で、天と地ほどコンディションが違った。曇天でも、ほとんど無風の早朝に比べて、池田がコースを回った午後は同じコースとは思えないほど、きつかった。

一昨年に、ここ千葉カントリークラブ 梅郷コースで行われた日本オープンを制した地の利を生かそうにも、「今日はそういう余裕も全然なかった」。時折冷たい雨交じりの強風は、集中力を保つので精一杯。

折り返して後半の1番で、1メートル弱のバーディパットを逃していよいよ「天に見放されたかと思った」。しかしその分、15番でバーディを奪い返して「それが18番のバーディにもつながったと思う」と、午後組としては、矢野東と並んで最上位の3位タイに「これで満足しないと言ったら、他の選手に怒られます」。
大満足の好発進に、主催者への恩義は募る。

当時は「アジアパシフィック パナソニックオープン」というタイトルで、2008年から6年続いた今大会のいったん休止が決まったのは3年前だ。
「私が、選手会長になった最初の年まで開催されて、その後。いったん休まなくてはいけない事情がおありだったのだろう、と」。
それでも、池田を含めて選手たちに「また必ず復活させるから」と、約束してくださった役員の方々には、元選手会長としても感謝の気持ちで一杯だ。

「こうしてまた頂いたチャンス。大切にしなければいけない」。まして、復活元年として、選定されたのが池田の地元でこのコースで「そういうことも、つなげていかなければいけないと思っている」との熱い思い。
「今週は上を目指してきていますから。意識して、やりたいと思います」。いったん重責からは外れた今年、最初の勝ち星にも申し分ない舞台を整えていただいたと思っている。

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