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RIZAP KBCオーガスタ 2016

「遼に負けたくない!」首位と2打差の梅山知宏(うめやまともひろ)

プロ転向は2013年。しかし、この3年はほとんど出番もなく、昨季のファイナルQTランク66位は、今シーズン前半戦も試合に出られず、つい先月の日本プロでようやく、自身ツアーは4試合目を迎えて初の予選を通過。

さらに、次のダンロップ・スリクソン福島オープンと、このたった2試合で、同大会後に実施された出場優先順位の見直し(リランキング)で32位まで順番を上げて、今大会の出場権を得た。

今年3度目のチャンスは、上々の滑り出しをした。
昨年まで足かせとなっていたパッティングは、33インチのピン型から、36インチのネオマレット型に変えたことで、自信がついてきた。
この日最後の18番では、左ラフから右奥5メートルにつけたバーディチャンスが決まった。

東北福祉大では主将の松山英樹を、副将として支えた。栃木県出身。ジュニア時代は、石川遼と関東の試合でよく顔を合わせた。同期
には、恵まれている。
「遼は、プロになってからはずっと連絡がなかったのに、こないだ急に電話をもらって」。腰痛のために、治療を重ねていた石川から
プライベートな練習ラウンドに誘われたのは、日本プロの直前だった。

「遼はなんといっても経験が違う。とにかくひたすら見て学んだ」と、特に石川のコースマネジメントに注目してラウンドした。
「今まで曖昧にしていた部分も、こういうふうに、打っていけばいいんだ、と」。これから出場機会が増えるツアー後半戦に、大いに
参考となった。

この日首位に立った石川とは2打差。「やるからには、負けたくない」と、ひそかに闘志を燃やす。今年の高校野球は、母校の作新学院が制して「その風もある」と、大会3日目の27日に誕生日を迎える25歳にはそれも励みに。
今もちょっぴり後悔は、アマ時代に日本ゴルフ協会(JGA)に提出したプロフィールの「尊敬する人」の欄に、他に思いつかずに「ネタ」でトム・クルーズと書いたこと。
同協会のHPにばっちり反映されており、「今さら変えたくても変えれない」。
せめてプロで注目を浴びる前に、マジメな答えを用意しておこう。

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