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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

小池一平が自己最高の2位に

最後の18番で、他の選手のプレーを待つ間、キャディさんと並んで座って話し込む。ありそうでなかなかない光景。癒やし系の初Vはもうすぐ?!
ツアー初優勝までもう一押しだった。17番で10メートル超のバーディトライをねじ込んで、首位と2打差。

最後の18番で「イーグルが獲れれば」。せめて詹世昌 (センセショウ)とのプレーオフを狙ったが、ティショットをバンカーに入れた時点で遠のいた。
高いアゴに、刻むしかなく平凡なパーに終わって、2打差で逃した。

9番からの連続バーディで、一度は単独首位に立った。
上がりの2ホールは、応援に駆けつけてくれた同い年の塚田陽亮(つかだようすけ)の姿をロープの外に見つけて、気合いが入った。
土壇場のイーグルには、妻の菜美子さんも喜んだ。

悲願は逃したが、2位は自己最高位だ。「嬉しかった。難しいコースでアンダーで回れて、自信になった」。
日亜共同主管の今大会で、自身初の最終日最終組を迎えてアジアの精鋭たちと堂々と渡り合えた。
「踏ん張れて良かった」と、めげずに次の好機を睨んだ。

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