Tournament article

アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

ちょっぴりアジアが苦手だけれど。小池一平がV争いへ

この2日で、67を並べて順調にV争いに加わってきた。練習ラウンドで、ここ茨木カンツリー倶楽部を回ったときには「難しくて。イーブンで回るのがやっとかな」との自身の目算も、良い方に裏切って「自分でも、ちょっとびっくり」。
日亜の強豪が集う大会で、シード2年目の小池が初Vもにらめる好位置で決勝ラウンドに突入した。

今大会で勝てばアジアと日本の両ツアーのシード権が得られるが、「僕はどちらかというと、日本のほうが・・・」とは、正直な胸の内だ。

今年は、初戦のSMBCシンガポールオープンと2戦目のレオパレス21ミャンマーオープンで、初めてアジアンツアーに臨んだが、心細くてたまらなかった。

日本では毎日、一緒について回ってくれる妻の菜美子さんも、「海外は苦手」と、日本で留守番すると言われて、初めてひとりぼっちの遠征となり、「気候や食事、言葉の面でも、不安でたまらなかった」という。

それだけに期間中は、同い年の親友の塚田陽亮(つかだようすけ)に頼り切りだった。留学経験もある塚田が慣れた素振りでサポートしてくれ「本当に助かった」。おかげで少し、アジアンツアーにも免疫が出来た。
「向こうに行って、もっと経験を積めばだんだんに慣れていくと思う」。
とは言いながらもこのまま、両ツアーのシード権を得ることになったら・・・。
「また陽亮に、ついてきてもらおうかな?」。
初Vの青写真も、友達頼み(?)の一平ちゃんだ。

関連記事