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elite grips challenge 2015

西 裕一郎はプレーオフの末、連覇を逃すも次戦に期待「いい課題が見つかりました」

『elite grips challenge』最終日、2位タイからスタートした西 裕一郎は、序盤にスコアを伸ばせずにいた。先にホールアウトした池村寛世(ともよ)が最終ホールのイーグルでホールアウトしたのに対し、西は15番ホールを終了した時点で9アンダーだった。
にわかに池村の優勝がちらつき始めたが、ディフェンディングチャンピオンが意地の追い上げを見せてくれた。16番ホール、そして18番ホールのバーディで追いつき、プレーオフに望みをつないだ。

惜しくもプレーオフには敗れ連覇を逃した西だったが、晴れやかな表情を見せていた。
「ノーボギーで回れたし、出来る事は全力でやれたので悔いは残っていないです。正直、ショットは昨日よりも悪くて曲がってばっかりだったんでね。去年優勝してから腐っていた時期もあったけど、諦めずにやったお蔭でショットも少しずつ前へ向いているのかなと思います。いい課題が見つかりましたよ。」

西の言う課題がクリアできれば、再び優勝カップを掲げる日もそう遠くない。

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