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ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント 2015

藤田も、孔明も! 特に選手会長にはたとえ強行軍でも絶対に外せないのがこの大会・・・!

藤田と孔明と、そして選手会長には次週、過酷な戦いが待っている。リンクスコースでの戦い。ゴルフの聖地はスコットランドのセントアンドリュースで、全英オープンに挑む。
みな今週明けて、日付が変わって月曜日の夜中に発つスケジュールだ。

池田は、世界でも名高いロンドンのヒースロー空港を避けて、ANAのフランクフルト経由で飛ぶ。時差ぼけを用心して今週の大会をスキップして、早めに現地に入るスケジュールを組む選手もいる中で、藤田も孔明も、そして池田も、強行軍を承知の上で、この大会に駆けつけたのは、これが記念すべき第一回大会であるからだ。

このご時世に、新たに男子ツアーを開催してくださろうという主催者の心意気。「そりゃあ、出るのが当たり前でしょう」と、今年の3期目はひとまず区切りの年と位置づけている選手会長としての義務を果たしにやってきた。

先週の最終日は2打差の3位タイで出ながら、苦手なコースで崩れて結局、17位タイに終わったが、「けっして調子は悪くない」。次週に向けて、急ピッチで進めているクラブ調整も、ここジャパンメモリアルゴルフクラブでばしっと決めて、心置きなく旅に出たい。

先月29日には都内の英国大使館で、日本人として初のスコットランド親善大使の就任式に臨んだばかり。フィオナ・フィスロップ大使から送られた、紫を基調としたタータンチェックのジャケットを羽織って、空港に降り立つ日を今から楽しみにしている。「それが親善大使としての、最初のつとめと思っているからね」。
その直前に、日本で弾みをつけたい選手会長だ。

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