Tournament article

マダムシンコチャレンジトーナメント 2014

チーム・SRIXONを武器に、平井宏昌が首位タイスタート

今季チャレンジトーナメントに6試合出場して4試合予選通過を果たしているが、上位進出には恵まれず賞金ランキング92位と、来季の出場権獲得のチャンスが少なくなってきた平井が、6バーディ・2ボギーの4アンダー・68でまわり首位タイと好スタートを切った。

この好スタートの要因となったのは、同じクラブ契約を結んでいる髙橋竜彦とラウンドする機会に恵まれたところから始まった。
髙橋竜彦といえば、複数年シードが与えられるUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズなどツアー2勝を挙げている実績を持つ実力者。一緒にまわったラウンドのなかでショットからショートゲーム、ゲームプランニングまでアドバイスを受け、それが身になり始めている。
また、ツアー優勝を挙げている甲斐慎太郎にもアドバイスをしてもらう機会がある。

「ツアーで戦ってきた方ですから、一緒にラウンドをさせてもらって、半分ギャラリーのような気分で、本当に楽しいんです。いろいろなショットの引き出しが出てきますし、一緒にラウンドさせてもらうだけでも、本当に勉強になるんです。いまは試し試しでプレーしている段階なので。優勝と強く明言することは出来ないですけど、優勝を意識しながら、今日と同じように1打1打を大切に課題を持ってプレーしていきたいと思います」と語ってくれた。

現在、獲得賞金32万円余りで、賞金ランキング92位につけているが、「マダムシンコチャレンジトーナメント」で優勝すれば、優勝賞金180万円が加わり、賞金ランキングも一気に10位前後まで浮上する。チャレンジトーナメントも後半戦に入り、試合数が徐々に残り少なくなっていく中、このチャンスをつかむことが出来るだろうか。チーム・SRIXONとともにチャレンジトーナメント初優勝を狙う。

関連記事