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秋田テレビ・南秋田CCチャレンジ 2014

福永安伸が嬉しいチャレンジトーナメント初優勝!!

チャレンジトーナメント初優勝の福永安伸
表彰式終了後、記者に囲まれた福永は「疲れました。嬉しいですけど、やっと終わったなという感じです。初日は長く感じなかったけど、最終日は長かったです」と素直な気持ちを言葉にした。

最終日は、初日とは打って変わり、フェアウェイからグリーンに乗せるゴルフがうまくできなかった。「前日はしっかり寝れましたし、食事もちゃんと食べられましたので、緊張していなかったのですけど」緊張とプレッシャーを常に感じた1日は福永にとって非常に長い1日に感じたに違いない。

この日はスタートホールの1番ホールで幸先よくバーディーを獲るも、気持ちは落ち着かなかった。
6番ホールのショートホールで今日2個目のバーディーを奪うも、緊張からなのか内容を思い出せない。15番ホールで初めてリーダーズボードを目にするも、自分が首位に立っていることだけを確認するに留まった。

最終18番ホールパー5のティーインググラウンドでは、2位との差が分らないまま、攻めるのか、守りにいくのかを悩んだことを明かした。
迷った挙句、3番ウッドでティーショットを放った。「どうせドライバーで打ったところで2オンするのは難しい。それに16番ではドライバーでミスショットをしているから、イメージが悪かった。それなら3番ウッドで確実に攻めようと思いました」と話した。

3打目をグリーンに乗せ、グリーン脇のリーダーズボードで初めて2位との差が2打差あることを確認した福永は緊張とプレッシャーから少し解放されたと言う。
最後は慎重に2パットでパーとし、見事完全優勝を成し遂げた。

福永は父の影響でゴルフを始め、兄の影響もあり高校2年生でプロゴルファーになると決意した。「この優勝はまずは両親に。そして支えてくださっている多くの皆さんに喜びを伝えたい」と話した。

本当は誰よりも一番に報告したいのは、昨年1月に結婚をした妻なのかもしれない。「今年10月には子供も産まれる予定なんです!」とこの日一番の笑顔で話した。
初日を終えて妻から「応援に行きたい!」と言われたが、子供のことも考え遠くから応援していて欲しいと伝えたと言う。

今後の試合について聞かれると「残り半分の試合数が残っている。すべての試合で予選突破を第1目標に頑張って行きたい」と謙虚に語った。
  • ティーショットを放つ福永
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