この日奪った７つのバーディは、すべて５メートル以内。「ショットがとても良くて。ほとんどチャンスについてくれました」。
６番や７番でティショットをラフに入れたホールも、「外したかな、と思った２打目が運良くグリーンに乗ってくれたり」。やることなすことすべて上手くいったという。

今季も残すところ５試合となったこの時期も、33歳は「どこも痛いところはないし、とっても健康です」と元気そのもの。

むしろかたわらのハン・スン・ウさんが、顔をしかめて「僕が疲れてます」。
韓国ツアーも含めて連戦続きの今頃は、コンビを組んで５年目になる37歳の専属キャディには、少々堪える。
ハンさんはリューの奥さんのお兄さんでもあり、「彼のためにも一杯稼いであげないと！」。義兄の疲れを一掃してあげるためにも、ここらでツアー通算２勝目を狙っていくしかない。

• Ｈ・Ｗ・リュー