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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2014

小田龍一は「あとがない!」

贅沢な欲はもう捨てた。「ドローが打ちたいとか、フェードが打ちたいとか。出来もしないのにね」と、向上心はこの際、後回しで、とにかくスコアメイクに徹する。

先週はやはり、初日から9位タイの好スタートを切った「トップ杯東海クラシック」に続いて、65の3位タイで飛び出して「今は目の前のことをやるだけ。今日も余計なことをやらずに、出来たと思う」。

「“先生”」も心配している。9つも年下だが、悩んだときはいつも、頼りにしている池田勇太。
2009年の日本オープンで得た複数年のシード権も、今年限りというのに、まだ獲得賞金が500万円にも届いていない小田には、「頑張れよ、って・・・」。先週は、クラブの調整までしてくれた。「ドライバーと、アイアンのシャフトが、揃っていないって。半インチ、短く切ってくれたり」。クラブおたくの池田の指示で、クラブセッティングにも微調整を加えて「変な球筋が無くなった」と、安心してプレーに専念出来る。
環境は、整った。「僕にはあともないので、とにかくやるだけ」と、崖っぷちから這い上がる。

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