Tournament article

関西オープンゴルフ選手権競技 2014

第二の“大堀”を今年も関西オープンで!

昨年は、史上23年ぶりの快挙が達成された。2日目にして首位に躍り出たのは、当時21歳のアマチュアだった。木村憲明さんが、1990年大会初日にトップに立って以来の大会記録を樹立した大堀裕次郎は、182センチの長身にヘッドスピード52m/sの快打で地元関西に、その輝くスター性をアピールしたものだ。

石川遼や松山英樹と同学年はジュニア時代から強化選手に名前を連ねた逸材も、しかし大阪学院大2年時にドライバーイップスに陥り、卒業後もゴルフを続けるべきか、悩みに悩んだ時期があった。

そのとき、手をさしのべてくれたシニアプロの湯原信光の指導で、心身共に逞しくなって蘇った大堀は関西アマ、日本アマと立て続けにビッグタイトルを掴み、自信をつけて臨んだ昨年のこの伝統の一戦だった。
本人も目指したアマチュアVこそならなかったが、ベストアマチュア賞の獲得は、その後のプロ転向にも何よりの勲章となった。

そんなドラマが誕生するのも関西が誇るこの日本最古のオープン競技が、かねてよりアマチュアにも広く門戸を開いてきたからこそ。
将来のプロデビューをにらむ若者たちにとっては今大会を足がかりに、大きく羽ばたくという夢の構図もくっきりと、今年もここ関西からスター誕生となるか。

今年、ドラマの舞台は六甲カントリー俱楽部で!
各日指定の当日券(22日、23日3000円、24日、25日4000円)は、会場の入場ゲートでもお求めいただけます。

関連記事