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elite grips・JGTOチャレンジ III 2013

ベテラン久保勝美が7アンダー単独2位

久保勝美が、『elite grips・JGTOチャレンジⅢ』の初日を終え、7バーディ、ノーボギーの65、7アンダーの単独2位フィニッシュ。

昨日まで北関東シニアに出場してその後すぐに移動という過密スケジュールの久保。疲労は当然残っているだろうが、北関東シニアでの優勝争いがこの日のハイスコアに繋がったようだ。
「北関東シニアで優勝争いしたことで、多くのギャラリーの前でプレッシャーの中やっていたんでね。その時に1球1球慎重にやったことが、そのままいい形で今日に繋がったみたいだね。」

練習ラウンドなしのぶっつけ本番のラウンドにも動じないところがベテランの経験の強みだろう。
「QT以来のラウンドだったけど、今日はパッティングが1番良かったね。久々だったから安全に安全にやっていたのが良かったのかな。」

次戦のチャレンジトーナメントは『HEIWA・PGM Challenge III 〜 Road to CHAMPIONSHIP』だが、「日本プロゴルフシニア選手権」と日程が重なる為、出場が決まれば、今年のチャレンジトーナメント出場は最後かもしれないと久保は話しているが、チャレンジトーナメント最終戦の『JGTO Novil FINAL』への出場へ意欲を見せている。
チャレンジトーナメント賞金ランキング48位の久保が最終戦に出場する為には、賞金ランキング36位以内に入らなければいけない。厳しい条件ではあるが、最終日の結果次第では十分にチャンスはある。

「若手とやると思いっきり振るし刺激になる。俺なんかはもうリサイクルゴルファーでしょ。当然厳しいけど、リサイクルゴルファーも部品を変えれば新品に勝てるんだってところを見せたいね。」

ベテランならではの自虐トークにも優勝へ向けての意欲は忘れていない。チャレンジトーナメント最年長優勝も狙える位置なだけに久保の最終日のゴルフに注目だ。

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